2017年06月17日

今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日

今日は何の日?佐賀暦
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日

6月16日~6月30日に、佐賀の戦国~幕末・維新でおこった出来事を一日ごとに調べました。
「幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊」の関連する寸劇画像などとともにお楽しみください~


6月16日
安土桃山時代1576天正4龍造寺隆信
大村純忠が龍造寺隆信へ起請文を入れる。佐賀県史(上巻)年表

6月16日

江戸時代初期1608慶長13鍋島直茂
佐賀城の堀を堀り始める。佐賀県史(中巻)年表

6月16日
江戸時代末期1863文久3大木喬任 江藤新平
長州藩士松島剛蔵が足軽20~30人を伴い来佐。約束通り大砲を受取にくる。大木、江藤らと激論3日間にわたり、大木、江藤が謝罪状を書く。大木喬任年譜考 P31
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲江藤と大木の凸凹コンビがやらかしてしまう(写真は「茶飲みに来んか?」より)


6月17日
江戸時代初期1623元和9鍋島勝茂
川上山実相院と千栗山妙覚院の一の宮の争いについて幕府の決済を勝茂より通達する。佐賀県史(中巻)年表

6月17日
江戸時代末期1853嘉永6鍋島直正
江川塾より八田兵助、反射炉見学に来る。郷土史に輝く人びと P47
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲自ら洋式大砲を鋳造して海岸の防衛につとめた名君・鍋島直正(写真は「かちがらす」より)


6月17日
明治時代1868明治元前山清一郎
仙台で軟禁されていた九条卿を東京に連れていくための護衛軍(前山清一郎指揮)が、秋田に向かったが、軍資金がつき、盛岡藩に一万両を提供指示した。「「仙台戊辰史」にみる佐賀藩の動勢」

6月17日
明治時代1878明治11佐野常民
"佐野常民が社員総会を開き、委員制をやめて新たに職員を選任することにした。それによって佐野は副総長を大給恒とともに務めることになる。"郷土史に輝く人びと P102
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲若い頃大阪の緒方洪庵の塾で「医」の本質に触れた佐野常民。その思いをずっと温め続け、ついに男子一生の仕事として「日本赤十字社」を作ることになる

6月17日
明治時代1891明治24大木喬任
文部大臣となった大木喬任、祝祭日を学校行事に取り込む「小学校祝日大祭日儀式規定」を制定。大木喬任年譜考 P477
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲酒を飲んでは、日本の教育について思いをめぐらしていた大木喬任(写真は「酒もってこい!」より)


6月18日
安土桃山時代1592天正20"鍋島直茂鍋島・龍造寺軍"
文禄の役・咸鏡道まで山中を行軍し、この日安辺に到着し、一息つく。食糧が不足がちだったので、ここでひさびさに満足いく食事ができる。文禄・慶長の役(吉川弘文館) P64

6月18日
江戸時代末期1842天保13鍋島直正
イギリス船が一隻長崎港に入港。警戒を強化。郷土史に輝く人びと P46
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲歴代の長崎守備隊の隊長の中には、島義勇もいた(写真は「あの夜のままで。」で長崎でひまをしている島義勇)


6月18日
江戸時代末期1854嘉永7鍋島直正
幕府よりの拝借金五万両、返納免除。郷土史に輝く人びと P48
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日


6月19日
江戸時代初期1653承応2鍋島勝茂
鍋島勝茂、佐賀藩の美麗制度を作る。佐賀県史(中巻) 年表

6月20日
安土桃山時代1577天正5龍造寺隆信
有馬討伐にて途上、藤津・杵島両郡を鎮圧した余勢をかって、龍造寺隆信が大村氏討伐に向かう。先陣の鍋島直茂、勝屋勢が城戸口を打ち破り、後藤勢も乱入。有馬の援軍が来なくて大村純忠は和議を申し入れる。純忠の娘を隆信の次男江上家種の室に契約して、一件落着する。「風雲 肥前戦国武将史」 P74

6月20日
江戸時代末期1832天保3鍋島直正
鍋島直正、15日前に表明した倹約の覚悟が全藩士に通達される。幕末の鍋島佐賀藩 P26

6月21日
安土桃山時代1596文禄5鍋島直茂 龍造寺一門
龍造寺一族老臣らが、鍋島清茂へ起請文を送り、忠誠を誓う。佐賀県史(上巻)年表

6月21日
江戸時代末期1864元治元鍋島直正久米邦武
直正と邦武が西洋政体談義をする。直正は久米をよく話し相手にして、前日も天皇親政について談義をしている。この日はさらに楠公(佐賀)の墓を詣でる。久米邦武 ~史学の眼鏡で浮世の景を 巻末年表
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲1861年に隠居した直正。隠居すると藩主時代よりも自由に活発に藩士たちと交流を深めたようにも感じられる(写真は「茶飲みに来んか?」より)


6月22日
室町時代1563永禄6龍造寺隆信
龍造寺隆信が馬場鑑周の中野城を攻めて落城させる。龍造寺軍では特に石井一門(石井源次郎ら)が戦った。地域別・肥前戦国合戦記(佐賀・長崎県)上 佐賀県1 P154

6月23日
江戸時代末期1838天保9鍋島直正
鍋島直正、佐賀城本丸竣工する。ネット年表


6月23日
明治時代1888明治21佐野常民
第二回日本赤十字社員総会で皇后陛下がはじめて行啓。その際にいただいた言葉に感激した佐野常民は、その後も常に拝誦したといわれる。またこの会では、初の篤志看護婦人会修業証書を授与した。授与者は全77名。日赤の創始者 佐野常民
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日


6月24日
江戸時代末期1840天保11鍋島直正
今津江尻で軍艦38艘による海軍演習を鍋島直正が実施。鍋島閑叟(杉谷昭)巻末

6月25日
江戸時代末期1867慶応3副島種臣
副島種臣が、新政府の征伐軍を単なる薩長政府ではないことを明示するために佐賀藩兵を加入させようという岩倉具視の命を受けて、佐賀、大村両藩徴発の任を帯びて、九州へ向う(北伐は木戸と後藤の諫言により結局岩倉自身が率いる形にはならなかったが、佐賀藩兵は多く徴兵された) ※北伐軍の西日本出身兵の50%以上が佐賀藩兵となった。佐賀県史(下巻) P16
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲この時の岩倉具視(?)の口真似をする副島種臣(「良いではないか。」より)


6月26日
安土桃山時代1576天正4龍造寺隆信 大村純忠
大村純忠、龍造寺隆信と和議を結ぶ。龍造寺隆信 P297

6月26日
江戸時代初期1603慶長8龍造寺高房
龍造寺藤八郎高房、従五位下駿河守叙任。ネット年表

6月26日
明治時代1882明治15佐野常民
博愛社社員総会で「博愛社の主旨は人の至誠に基づくの説」と題する講義で、パリ万国博覧会での見聞を回顧し、負傷して武器を捨てた者はもはや敵ではない一人の人間であるから、一個の生命を救うのは当然である、と述べている。日赤の創始者 佐野常民 P41
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲パリ万博から戻った佐野常民。(「良いではないか。」より)

6月27日
江戸時代末期1830文政13鍋島直正
鍋島直正、藩主就任後3カ月足らずで2度目の長崎見学、長崎奉行所、蘭館をたずね、さらに蘭船を見て帰城。幕末の鍋島佐賀藩 P9 では「はじめて」とあるが、「郷土史に輝く人々」P45年表では2回目なのでそちらを採用
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲主君鍋島直正の無念さを果たそうとする佐野常民(「かちがらす」より)


6月27日
江戸時代末期1862文久2"江藤新平大木喬任)"
江藤新平、脱藩。 ※代品方(質品方)に転任したが、脱藩を決意。佐賀藩に上書を奉呈してその意を披露。「暁出国門」と題した詩を詠み、大木喬任に胸中を知らせて、上京する。大木は20両をはな向けに差し出す。"幕末維新と佐賀藩 P78
※後は楠公義祭同盟 年表"
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲歴史寸劇「聞き耳えびす」は、この時の脱藩の罪で蟄居していた頃の江藤新平が演じられる

6月27日
江戸時代末期1867慶応3鍋島直正
鍋島直正が京都につく。(将軍とあうために←7月19日)郷土史に輝く人びと P49

6月27日
明治時代1889明治22久米邦武
東京大学に国史学科が設置され、久米邦武ら3人が教授となる。郷土史に輝く人びと P213

6月28日
安土桃山時代1576天正4龍造寺隆信(対有馬)
松浦の波多鎮、伊万里治、有田盛らは有馬氏にそそのかされて、龍造寺の獅子ヶ城を攻める。龍造寺隆信 P292

6月28日
明治時代1868明治元鍋島茂昌
鍋島茂昌のアームストロング砲4門を中心とする軍勢839名が武雄神社に集結して神酒を交して戦勝を祈願し、武雄を出発。鍋島閑叟(杉谷昭) P170

6月28日
明治時代1868明治元島義勇
鎮台府判事を拝命。
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日


6月29日
江戸時代初期1638寛永15鍋島勝茂
鍋島勝茂、原城攻めの軍令違反のため閉門処分となる。佐賀県史(中巻) 年表

6月29日
江戸時代末期1860万延元"中野方蔵 江藤新平大木喬任"
中野方蔵が江藤新平、大木喬任に賛同、決起を求める。※中野方蔵は桜田門外の変が起こった3月くらいより江戸に出てきて、昌平黌安積門派に属していた。尊王攘夷を策し、水戸・輪王宮を奉じて決起せんと江戸近郊で王政復古論を遊説していた。楠公義祭同盟 年表
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲歴史寸劇「もらい風呂」は、中野方蔵を救えなかった副島種臣の無念が描かれる

6月30日
江戸時代末期1849嘉永2鍋島直正
鍋島直正、佐賀藩鉄製鋳砲局を築地に建設。※築地反射炉鍋島閑叟(杉谷昭)巻末

6月30日
明治時代1898明治31大隈重信
第一次内閣総理大臣就任日。
今日は何の日?佐賀暦 6月16日~6月30日
▲総理大臣に立つと決めた大隈重信。佐賀のある商人のふるまいにより、初心を思い出す(「まるぼうろ」より)
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Posted by 幕末・維新 佐賀の八賢人おもてなし隊 at 05:45 | Comments(0) | 佐賀暦 | 佐賀暦
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