2022年12月22日
★『どしたらいいんじゃ?』★12月18日★佐賀城本丸歴史館
みなさまこんにちは。
はじめての方へ★
【当隊のプロフィール・活動内容および上演依頼のご案内】
私たちは、佐賀城本丸歴史館で、佐賀から羽ばたき明治の新政府の礎を作ることになった偉人たちの史実をもとにした歴史寸劇を上演しています。
毎週週替わりで上演していますから、ぜひ、何度でもいらしてください。
●観劇無料(但し、お心付けの呼びかけを行っています)
●歴史を丹念に調べて作ったオリジナル脚本25作
▲会場では『観劇お楽しみBOOK』をお配りしています。あわせてBOOKに貼るシールも毎回手渡ししてます!

●毎週週替わりで三賢人ずつ登場
●一回あたり25分程度の短い寸劇
●日曜日限定で一日5回上演
①10:00~、②11:30~、③13:00~、④14:30~、⑤16:00~

★上記の10分前ほどから賢人による八賢人の紹介などをやっております。お早目におこしいただくことをおすすめします
ご依頼をいただいて、出張上演などもいたします。
お問合せ・ご相談などは e-saga@nifty.com(魅力発掘プロデュース協会)まで。
以下、先週の公演の様子です
12月18日(日)第519日目 三の間・二の間『どしたらいいんじゃ?』
雪が降る中お越し頂いたお客様に感謝です。

本丸も、恒例のしめ飾りがつきました。

物語は、1855年(安政2年) 晩秋のある日の早朝・・・・前日には「義祭同盟」の会合で夜通し議論をしてきた、島義勇が今朝も早くから槍の稽古に汗を流していたところから始まります。
おない年の「佐野常民」、「枝吉神陽」の立派過ぎる活躍を尻目に、ちょっと出遅れた男の悲哀と希望を爽やかに描く・・・・・・・
なぜ、佐賀藩は島義勇を蝦夷地調査に向かわせたのか?
この背景にあるのは、アメリカとロシアの開国要求であった。
1853年7月8日(嘉永6年6月3日)神奈川県浦賀沖に東インド艦隊司令長官のペリーが4隻の軍艦で入港。
江戸中が「黒船来航」で大騒ぎになった。
ペリーはアメリカのフィルモア大統領からの国書を幕府に差し出し、開国を迫った。
幕府は、1年後に回答することを約束してペリーを退去させたのである。
当時アメリカは、中国貿易の進展や捕鯨漁の増加もあって 太平洋航路を航行する艦船が増え、
日本の港湾を燃料や食料補給のために使いたいとする声が高まっていた。
こうした背景をもとに、アメリカは産軍一体となって和親・通商に関する条約の締結を目指していたのである。
1854年2月13日(嘉永7年1月16日)に再びペリーが旗艦で蒸気推進艦であるポーハタン号をはじめ、同サスケハナ号、ミシシッピー号、帆船のマセドニアン号、ヴァンダリアン号、レキシントン号、サザンプトン号の7隻で再び来航。外交圧力をかけてきた。
しかし、ペリーはアジアに補給基地を持っていないため戦争をする気はなかったようである。
戦争は様々なものを消費する、補給ができなければ負けるからである。
1854年3月31日(嘉永7年3月3日)幕府との間で下田、函館の2港の開港を含む日米和親条約を締結した。
同じころ、ロシア艦隊司令長官プチャーチンが軍艦四隻を率いて、1853年8月23日(嘉永6年7月19日)長崎に来航。
この時、プチャーチンと交渉にあたったのが、鍋島直正の教育係を務め、その後年寄相談役として藩政を補佐した古賀穀堂の甥である、古賀謹一郎であったことから、佐賀藩はロシアの動きを把握していたと思われる。
日本側はロシア側に明確な回答を与えず、一か月後の1853年9月21日ようやく長崎奉行に書簡を提出,
日本側全権団と会合が持てたのは翌1854年1月12日になってからであった。
両者の会談は、1854年1月18日(嘉永6年12月20日)から翌1854年2月1日(嘉永7年正月4日)まで計6回行われましたが、結局、国境問題も通商問題も確かな回答が得られぬままロシアの軍艦は長崎から退去した。
その後、1854年12月4日(嘉永7年10月15日)にロシア使節のプチャーチンは新鋭船ディアナ号に乗って、下田に来航。
この年、1854年12月23日(嘉永7年11月4日)下田でM8.4の大地震が起こり、下田の町は大津波に襲われ壊滅状態になった。
ロシアの艦船も大破し死者も出している災害の中、ロシア側は、その日の夕方、日本側に津波見舞いに副官ポシェートと医師を同行させ、傷病者の手当ての協力を申し出ている。
プチャーチンらは、1855年2月7日(安政元年12月21日)日露和親条約9ヶ条と同付録4ヶ条を締結した。
この条約の第2条では、両国の国境が「今より後、日本国と露西亜国との境、エトロフ島とウルップ島との間にあるべし。(中略)カラフト島に至りては、日本国と露西亜国の間において、界を分たず是迄仕来りの通りたるべし。」と初めて定められた。(下田市役所 下田の歴史より)
1853年に、長崎で対露交渉が続けられていたのを見聞していた鍋島直正は、開港した箱館に注目し、更に北方防衛にも危機感を持っていたと思われるが、実は、北海道でロシアとのビジネスを行う思いが背景にあった様だ。
特に佐賀藩出身で幕府の儒者となった古賀侗庵、古賀謹一郎父子の、「蝦夷地開拓論」には、鍋島直正が高い評価をしており、島義勇に下した下命はロシアの南下策に対応するため、ロシアと接する蝦夷地の現状調査と箱館における佐賀藩交易の根回しであったと思われる。
島の「入北記」には多くの絵図があり、蝦夷地の産業・交通・交易など、経済的視線で記録されており、佐賀藩による箱館貿易での具体策も書き留めている。
島が提出した調査報告書「入北記」を読んだ鍋島直正は、蝦夷地への進出を認識し、藩内の豪商・武富善吉に命じ、蝦夷地との貿易を開始。
武富は半官半民の商社「広業商会」を立ち上げ、蝦夷地での交易をおこない佐賀藩の財政を支え、明治期になると佐賀藩士とともに北海道に移住し、釧路地方の開拓に貢献している。
登場賢人:
島義勇

(谷口文章)
鍋島直正

(後藤峰彦)
枝吉神陽

(浦川忠敬)
演出:青柳達也
脚本:桜井篤
スタッフ■□■□■□■□■□■□
アテンド・撮影;吉崎花菜
記録:濱田裕子
■□■□■□■□■□■□■□■□
(協力)撮影:TOMOKO HANASHIMA
■□■□■□■□■□■□■□■□
観客数 78人
※当隊関係者・本丸スタッフ含む
●アンケート結果
アンケート回答人数・・ 56人
満足率・・・・・・・・ 94.5%
<内訳>
大変面白かった・・・・・・・・・・・ 63.6%
面白かった・・・・・・・・・・・・・ 30.9%
寸劇上演を知っていた・・・・・・・・ 40.0%
来館目的が観劇・・・・・・・・・・・ 29.6%
本丸歴史館にはじめて来た・・・・・・ 58.2%
観劇目的で初めて来た/初めて来た・・ 0.0%

■以下、観劇後アンケートにいただいたすべてのコメントです。
○小ネタが少し変わっていてリピーターも楽しめました。佐賀市(女)
○佐賀の歴史を垣間見れた気がして良かったです。
機会がありましたら、またぜひとも来たいです。(55)東京都足立区(女)
○お芝居が上手い(59)北九州(男)



○2つの考えに板挟みになりながらも報われた
島さんが本当によかったと思いました。(36)大川市(男)
○殿から密命を受けた島さんの喜び、嬉しさがよく伝わりました。
殿の人を見る目の確かさ、笑いもあり
あっという間に終わりました。(70)佐賀市(女)
○弾みがあった。(75)佐賀(女)



○佐賀の歴史を面白くわかりやすく演劇にすることにより、
はじめて知ることも大変理解しやすかったです。
他の二十数話についても機会があれば、観劇したいです。
(55)北九州市(女)
○史実に基づき面白く興味深く演じていただきよく分かったから。
(66)山口県下関市(男)
○カメラ目線の「愛してます」ありがとうございました。
温まりました!佐賀市(女)



○分かり易かった。(40)小城市(女)
○演技がとても真にせまっていて迫力があり、
昔の賢人歴史がよくわかり良かった。大阪(女)
○分かりやすかった。(12)小城市(女)



○分かりやすかったため(41)小城市(男)
○史実にもとづくストーリーで、
他では学べないことを知りました。(67)北九州市(男)
○全然知らない方々だったのですが、
大変楽しく勉強になりました!(39)甲府市(女)



○声が大きくて、島さんの顔もおもしろかった。(40)八女市(女)
○歴史の一部を見れた気になり勉強になった。(78)千葉市(男)
○死刑を好まなかった直正公のおかげで明治の世まで、
優れた人材が残っていたと言われています。
人を大事にするのは後世への投資でもありますね。佐賀市(女)



○大変わかりやすい内容とユーモアも含め
勉強になりました。(68)福岡市(男)
○言葉がはっきり出わかりやすかった。
博多座の劇に負けてない。頑張って下さい。(56)基山町(女)
○前に見た演目でしたが、ちがうたのしみがあり、
おもしろかったです。(26) (男)



○コメディ調で観やすかった。(29)東京都(男)
○島さんの表情筋の大運動会佐賀市 (女)
○わかりやすくおもしろい劇でした。
今後も活動の継続願っています。(58)うきは市(女)



○初めて見ましたが、非常に楽しかったです。
七賢人についての理解が深まりました!!(33)佐賀市(女)
○歴史が楽しく学べました。(39)横浜(女)
○"笑いありで、堅苦しくなく、分かりやすかったです。
谷口さん(島さん役)のキャラとてもおもしろかったです!"
(38)佐賀市(女)



○一生懸命に演じていたから(57)愛知県犬山市(男)
とても解り易い説明でした。活動長く続けて下さい。
(70)大阪府大東市(男)
○史実が非常に親しみを感じた。(50)佐賀(女)
○話が分かりやすく、おもしろくて勉強になりました。
(40)みやま市(女)



○れきしを面白く知ることができた良かった。(11)(男)
○おもしろかったです。(9)佐賀市(女)
○動きがあって面白かった!(50)みやま市(男)



○島さんと枝吉さんのかけあいが面白かったです。佐賀市(女)
○熱意を感じた(37)鳥栖市(男)
○島さんの情熱がよく伝わりました。
それこそが彼の最大の魅力だと思いました。(23)佐賀市
○ユーモアがふくまれていてわかりやすかったです。
(30)愛知県(男)
ありがとうございました。
観客のみなさんには、お楽しみクーポンもお渡ししました。
このクーポンの有効期限は上演日含め8日間です。
ですので、次週日曜日まで使えますので、また来週の上演をご覧になるため
佐賀に再訪いただいた際にぜひ使っていただきたいと願っています。

■佐賀城本丸歴史館日曜日限定定期上演
~2022年12月のラインナップ~
◆12月25日(日)第520日目
『良いではないか。』
日本を離れてわずか一年。激動の佐賀に帰ってきた佐野常民。
佐賀の危機を救おうと躍起になる副島と江藤に語ったのは意外な言葉だった・・・
登場賢人■佐野常民(鷹巣将弥)、副島種臣(西正)、江藤新平(宮田悠輝仁)
演出:青柳達也
脚本:桜井篤
◆1月8日(日)第521日目
『まるぼうろ』
人には忘れられない味がある。明治の政界で上りつめる直前の大隈重信。
久々の先輩たちとの再会と懐かしい菓子の味に、国つくりに抱いた初心を思い出す
登場賢人■大隈重信(青柳達也)、副島種臣(西正)、大木喬任(小松原修)
演出:谷口文章
作・脚本:桜井篤
◆1月15日(日)第522日目
『蝶よ、渡れ』
佐賀藩一の仕事人、佐野常民。息つく間もなくまたまた仕事を命令された
ちょうどその日に、一人の男が冒険の旅から生還する。
「誰もしたことがない仕事とはな、冒険みたいなもんじゃ」。
佐賀人が古代から備える冒険者魂を蘇らせ、
日本初の海軍を創設した男・佐野常民の生まれ故郷三重津・早津江の物語。
登場賢人■佐野常民(鷹巣将弥)、鍋島直正(後藤峰彦)、島義勇(谷口文章)
演出:青柳達也
作・脚本:桜井篤
◆1月22日(日)第523日目
『もらい風呂』
文久2年(1862年)江戸留学中、友の捕縛を救えなかったことに責任を感じ、
憔悴しきった副島種臣。佐賀帰還の命令を受けて厳格な兄が守る実家へとあいさつに向かう。
余人では伺い知れない兄弟の心のつながりの物語が、
春の夕暮れの佐賀城下鬼丸を舞台に、今はじまる。
登場賢人■枝吉神陽(浦川忠敬)、副島種臣(西正)、大隈重信(青柳達也)
演出:谷口文章
作・脚本:桜井篤
◆1月29日(日)第524日目
『酒もってこい』
1871年(明治4年)夏の訪れを感じるある日の宵。
八賢人一の地味で剛毅な男、大木喬任はひとり酒をたしなみ、
国家の建設を構想する。そこに親友の江藤と島がやってきたのはいいが、
酒がきれて・・・。新しい世の中の礎を「教育」と定め、
小学校制度を作ることとなる男の魂の物語
登場賢人■大木喬任(小松原修)、島義勇(谷口文章)、江藤新平(宮田悠輝仁)
演出:西正
脚本:クガカオル
新春は、元旦は佐賀城本丸歴史館がお休みのため 1月8日から通常通りの公演をさせていただきます。
役者一同、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
ぜひお越しくださいませ。
【コロナ感染防止のための措置とお願い】
客席の配置、上演後のお客様との記念写真の制限、および飛沫感染防止のためのしきりフィルターなどを設置するなど新たな上演環境作りをいたしました。
・当隊はコロナ禍による中断期間の後から下記を実施しております

■観客席の御差座布団を適正な間隔を置いて設置しております。
(ご自分で御座布団を移動させるなどせぬようお願いします)

■客席とステージの間を透明のシートでしきっております
(客席ほか、小道具、備品などはすべて一回上演ごとに消毒をしております)
■クーポン券、アンケート用紙など配布物はすべて手渡しは避けて設置しています
(チラシ、クーポンは一度御手にとられたらば必ずお持ち帰りください)
■上演前後において演者との記念写真などは中止しています
(その分、演劇そのもので、楽しんでいただけるようにがんばっております)

■お客様にはマスク着用をお願いしております
(あわせて、入館時には手指の消毒をお願い申し上げます)
■万が一のために、緊急連絡先、お名前をうかがっております
以上どうぞよろしくお願い申し上げます。
参考↓佐賀城本丸歴史館さんからも注意喚起がされています。
https://saga-museum.jp/sagajou/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
はじめての方へ★
【当隊のプロフィール・活動内容および上演依頼のご案内】
私たちは、佐賀城本丸歴史館で、佐賀から羽ばたき明治の新政府の礎を作ることになった偉人たちの史実をもとにした歴史寸劇を上演しています。
毎週週替わりで上演していますから、ぜひ、何度でもいらしてください。
●観劇無料(但し、お心付けの呼びかけを行っています)
●歴史を丹念に調べて作ったオリジナル脚本25作
▲会場では『観劇お楽しみBOOK』をお配りしています。あわせてBOOKに貼るシールも毎回手渡ししてます!

●毎週週替わりで三賢人ずつ登場
●一回あたり25分程度の短い寸劇
●日曜日限定で一日5回上演
①10:00~、②11:30~、③13:00~、④14:30~、⑤16:00~

★上記の10分前ほどから賢人による八賢人の紹介などをやっております。お早目におこしいただくことをおすすめします
ご依頼をいただいて、出張上演などもいたします。
お問合せ・ご相談などは e-saga@nifty.com(魅力発掘プロデュース協会)まで。
以下、先週の公演の様子です
12月18日(日)第519日目 三の間・二の間『どしたらいいんじゃ?』
雪が降る中お越し頂いたお客様に感謝です。

本丸も、恒例のしめ飾りがつきました。

物語は、1855年(安政2年) 晩秋のある日の早朝・・・・前日には「義祭同盟」の会合で夜通し議論をしてきた、島義勇が今朝も早くから槍の稽古に汗を流していたところから始まります。
おない年の「佐野常民」、「枝吉神陽」の立派過ぎる活躍を尻目に、ちょっと出遅れた男の悲哀と希望を爽やかに描く・・・・・・・
なぜ、佐賀藩は島義勇を蝦夷地調査に向かわせたのか?
この背景にあるのは、アメリカとロシアの開国要求であった。
1853年7月8日(嘉永6年6月3日)神奈川県浦賀沖に東インド艦隊司令長官のペリーが4隻の軍艦で入港。
江戸中が「黒船来航」で大騒ぎになった。
ペリーはアメリカのフィルモア大統領からの国書を幕府に差し出し、開国を迫った。
幕府は、1年後に回答することを約束してペリーを退去させたのである。
当時アメリカは、中国貿易の進展や捕鯨漁の増加もあって 太平洋航路を航行する艦船が増え、
日本の港湾を燃料や食料補給のために使いたいとする声が高まっていた。
こうした背景をもとに、アメリカは産軍一体となって和親・通商に関する条約の締結を目指していたのである。
1854年2月13日(嘉永7年1月16日)に再びペリーが旗艦で蒸気推進艦であるポーハタン号をはじめ、同サスケハナ号、ミシシッピー号、帆船のマセドニアン号、ヴァンダリアン号、レキシントン号、サザンプトン号の7隻で再び来航。外交圧力をかけてきた。
しかし、ペリーはアジアに補給基地を持っていないため戦争をする気はなかったようである。
戦争は様々なものを消費する、補給ができなければ負けるからである。
1854年3月31日(嘉永7年3月3日)幕府との間で下田、函館の2港の開港を含む日米和親条約を締結した。
同じころ、ロシア艦隊司令長官プチャーチンが軍艦四隻を率いて、1853年8月23日(嘉永6年7月19日)長崎に来航。
この時、プチャーチンと交渉にあたったのが、鍋島直正の教育係を務め、その後年寄相談役として藩政を補佐した古賀穀堂の甥である、古賀謹一郎であったことから、佐賀藩はロシアの動きを把握していたと思われる。
日本側はロシア側に明確な回答を与えず、一か月後の1853年9月21日ようやく長崎奉行に書簡を提出,
日本側全権団と会合が持てたのは翌1854年1月12日になってからであった。
両者の会談は、1854年1月18日(嘉永6年12月20日)から翌1854年2月1日(嘉永7年正月4日)まで計6回行われましたが、結局、国境問題も通商問題も確かな回答が得られぬままロシアの軍艦は長崎から退去した。
その後、1854年12月4日(嘉永7年10月15日)にロシア使節のプチャーチンは新鋭船ディアナ号に乗って、下田に来航。
この年、1854年12月23日(嘉永7年11月4日)下田でM8.4の大地震が起こり、下田の町は大津波に襲われ壊滅状態になった。
ロシアの艦船も大破し死者も出している災害の中、ロシア側は、その日の夕方、日本側に津波見舞いに副官ポシェートと医師を同行させ、傷病者の手当ての協力を申し出ている。
プチャーチンらは、1855年2月7日(安政元年12月21日)日露和親条約9ヶ条と同付録4ヶ条を締結した。
この条約の第2条では、両国の国境が「今より後、日本国と露西亜国との境、エトロフ島とウルップ島との間にあるべし。(中略)カラフト島に至りては、日本国と露西亜国の間において、界を分たず是迄仕来りの通りたるべし。」と初めて定められた。(下田市役所 下田の歴史より)
1853年に、長崎で対露交渉が続けられていたのを見聞していた鍋島直正は、開港した箱館に注目し、更に北方防衛にも危機感を持っていたと思われるが、実は、北海道でロシアとのビジネスを行う思いが背景にあった様だ。
特に佐賀藩出身で幕府の儒者となった古賀侗庵、古賀謹一郎父子の、「蝦夷地開拓論」には、鍋島直正が高い評価をしており、島義勇に下した下命はロシアの南下策に対応するため、ロシアと接する蝦夷地の現状調査と箱館における佐賀藩交易の根回しであったと思われる。
島の「入北記」には多くの絵図があり、蝦夷地の産業・交通・交易など、経済的視線で記録されており、佐賀藩による箱館貿易での具体策も書き留めている。
島が提出した調査報告書「入北記」を読んだ鍋島直正は、蝦夷地への進出を認識し、藩内の豪商・武富善吉に命じ、蝦夷地との貿易を開始。
武富は半官半民の商社「広業商会」を立ち上げ、蝦夷地での交易をおこない佐賀藩の財政を支え、明治期になると佐賀藩士とともに北海道に移住し、釧路地方の開拓に貢献している。
登場賢人:
島義勇

(谷口文章)
鍋島直正

(後藤峰彦)
枝吉神陽

(浦川忠敬)
演出:青柳達也
脚本:桜井篤
スタッフ■□■□■□■□■□■□
アテンド・撮影;吉崎花菜
記録:濱田裕子
■□■□■□■□■□■□■□■□
(協力)撮影:TOMOKO HANASHIMA
■□■□■□■□■□■□■□■□
観客数 78人
※当隊関係者・本丸スタッフ含む
●アンケート結果
アンケート回答人数・・ 56人
満足率・・・・・・・・ 94.5%
<内訳>
大変面白かった・・・・・・・・・・・ 63.6%
面白かった・・・・・・・・・・・・・ 30.9%
寸劇上演を知っていた・・・・・・・・ 40.0%
来館目的が観劇・・・・・・・・・・・ 29.6%
本丸歴史館にはじめて来た・・・・・・ 58.2%
観劇目的で初めて来た/初めて来た・・ 0.0%

■以下、観劇後アンケートにいただいたすべてのコメントです。
○小ネタが少し変わっていてリピーターも楽しめました。佐賀市(女)
○佐賀の歴史を垣間見れた気がして良かったです。
機会がありましたら、またぜひとも来たいです。(55)東京都足立区(女)
○お芝居が上手い(59)北九州(男)



○2つの考えに板挟みになりながらも報われた
島さんが本当によかったと思いました。(36)大川市(男)
○殿から密命を受けた島さんの喜び、嬉しさがよく伝わりました。
殿の人を見る目の確かさ、笑いもあり
あっという間に終わりました。(70)佐賀市(女)
○弾みがあった。(75)佐賀(女)



○佐賀の歴史を面白くわかりやすく演劇にすることにより、
はじめて知ることも大変理解しやすかったです。
他の二十数話についても機会があれば、観劇したいです。
(55)北九州市(女)
○史実に基づき面白く興味深く演じていただきよく分かったから。
(66)山口県下関市(男)
○カメラ目線の「愛してます」ありがとうございました。
温まりました!佐賀市(女)



○分かり易かった。(40)小城市(女)
○演技がとても真にせまっていて迫力があり、
昔の賢人歴史がよくわかり良かった。大阪(女)
○分かりやすかった。(12)小城市(女)



○分かりやすかったため(41)小城市(男)
○史実にもとづくストーリーで、
他では学べないことを知りました。(67)北九州市(男)
○全然知らない方々だったのですが、
大変楽しく勉強になりました!(39)甲府市(女)



○声が大きくて、島さんの顔もおもしろかった。(40)八女市(女)
○歴史の一部を見れた気になり勉強になった。(78)千葉市(男)
○死刑を好まなかった直正公のおかげで明治の世まで、
優れた人材が残っていたと言われています。
人を大事にするのは後世への投資でもありますね。佐賀市(女)



○大変わかりやすい内容とユーモアも含め
勉強になりました。(68)福岡市(男)
○言葉がはっきり出わかりやすかった。
博多座の劇に負けてない。頑張って下さい。(56)基山町(女)
○前に見た演目でしたが、ちがうたのしみがあり、
おもしろかったです。(26) (男)



○コメディ調で観やすかった。(29)東京都(男)
○島さんの表情筋の大運動会佐賀市 (女)
○わかりやすくおもしろい劇でした。
今後も活動の継続願っています。(58)うきは市(女)



○初めて見ましたが、非常に楽しかったです。
七賢人についての理解が深まりました!!(33)佐賀市(女)
○歴史が楽しく学べました。(39)横浜(女)
○"笑いありで、堅苦しくなく、分かりやすかったです。
谷口さん(島さん役)のキャラとてもおもしろかったです!"
(38)佐賀市(女)



○一生懸命に演じていたから(57)愛知県犬山市(男)
とても解り易い説明でした。活動長く続けて下さい。
(70)大阪府大東市(男)
○史実が非常に親しみを感じた。(50)佐賀(女)
○話が分かりやすく、おもしろくて勉強になりました。
(40)みやま市(女)



○れきしを面白く知ることができた良かった。(11)(男)
○おもしろかったです。(9)佐賀市(女)
○動きがあって面白かった!(50)みやま市(男)



○島さんと枝吉さんのかけあいが面白かったです。佐賀市(女)
○熱意を感じた(37)鳥栖市(男)
○島さんの情熱がよく伝わりました。
それこそが彼の最大の魅力だと思いました。(23)佐賀市
○ユーモアがふくまれていてわかりやすかったです。
(30)愛知県(男)
ありがとうございました。
観客のみなさんには、お楽しみクーポンもお渡ししました。
このクーポンの有効期限は上演日含め8日間です。
ですので、次週日曜日まで使えますので、また来週の上演をご覧になるため
佐賀に再訪いただいた際にぜひ使っていただきたいと願っています。

■佐賀城本丸歴史館日曜日限定定期上演
~2022年12月のラインナップ~
◆12月25日(日)第520日目
『良いではないか。』
日本を離れてわずか一年。激動の佐賀に帰ってきた佐野常民。
佐賀の危機を救おうと躍起になる副島と江藤に語ったのは意外な言葉だった・・・
登場賢人■佐野常民(鷹巣将弥)、副島種臣(西正)、江藤新平(宮田悠輝仁)
演出:青柳達也
脚本:桜井篤
◆1月8日(日)第521日目
『まるぼうろ』
人には忘れられない味がある。明治の政界で上りつめる直前の大隈重信。
久々の先輩たちとの再会と懐かしい菓子の味に、国つくりに抱いた初心を思い出す
登場賢人■大隈重信(青柳達也)、副島種臣(西正)、大木喬任(小松原修)
演出:谷口文章
作・脚本:桜井篤
◆1月15日(日)第522日目
『蝶よ、渡れ』
佐賀藩一の仕事人、佐野常民。息つく間もなくまたまた仕事を命令された
ちょうどその日に、一人の男が冒険の旅から生還する。
「誰もしたことがない仕事とはな、冒険みたいなもんじゃ」。
佐賀人が古代から備える冒険者魂を蘇らせ、
日本初の海軍を創設した男・佐野常民の生まれ故郷三重津・早津江の物語。
登場賢人■佐野常民(鷹巣将弥)、鍋島直正(後藤峰彦)、島義勇(谷口文章)
演出:青柳達也
作・脚本:桜井篤
◆1月22日(日)第523日目
『もらい風呂』
文久2年(1862年)江戸留学中、友の捕縛を救えなかったことに責任を感じ、
憔悴しきった副島種臣。佐賀帰還の命令を受けて厳格な兄が守る実家へとあいさつに向かう。
余人では伺い知れない兄弟の心のつながりの物語が、
春の夕暮れの佐賀城下鬼丸を舞台に、今はじまる。
登場賢人■枝吉神陽(浦川忠敬)、副島種臣(西正)、大隈重信(青柳達也)
演出:谷口文章
作・脚本:桜井篤
◆1月29日(日)第524日目
『酒もってこい』
1871年(明治4年)夏の訪れを感じるある日の宵。
八賢人一の地味で剛毅な男、大木喬任はひとり酒をたしなみ、
国家の建設を構想する。そこに親友の江藤と島がやってきたのはいいが、
酒がきれて・・・。新しい世の中の礎を「教育」と定め、
小学校制度を作ることとなる男の魂の物語
登場賢人■大木喬任(小松原修)、島義勇(谷口文章)、江藤新平(宮田悠輝仁)
演出:西正
脚本:クガカオル
新春は、元旦は佐賀城本丸歴史館がお休みのため 1月8日から通常通りの公演をさせていただきます。
役者一同、皆様とお会いできることを楽しみにしております。
ぜひお越しくださいませ。
【コロナ感染防止のための措置とお願い】
客席の配置、上演後のお客様との記念写真の制限、および飛沫感染防止のためのしきりフィルターなどを設置するなど新たな上演環境作りをいたしました。
・当隊はコロナ禍による中断期間の後から下記を実施しております

■観客席の御差座布団を適正な間隔を置いて設置しております。
(ご自分で御座布団を移動させるなどせぬようお願いします)

■客席とステージの間を透明のシートでしきっております
(客席ほか、小道具、備品などはすべて一回上演ごとに消毒をしております)
■クーポン券、アンケート用紙など配布物はすべて手渡しは避けて設置しています
(チラシ、クーポンは一度御手にとられたらば必ずお持ち帰りください)
■上演前後において演者との記念写真などは中止しています
(その分、演劇そのもので、楽しんでいただけるようにがんばっております)

■お客様にはマスク着用をお願いしております
(あわせて、入館時には手指の消毒をお願い申し上げます)
■万が一のために、緊急連絡先、お名前をうかがっております
以上どうぞよろしくお願い申し上げます。
参考↓佐賀城本丸歴史館さんからも注意喚起がされています。
https://saga-museum.jp/sagajou/
最後まで読んでいただきありがとうございました。